士業研究会のイベント「花見」に参加してきました。
午前と夕方に打合せが入っていたため、すき焼きの酒宴のみの参加でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
士業研究会とは弁護士、会計士、税理士などの士業が集まって交流する緩い会です。
自分以外の士業とも交流したいと参加している人も多いと思います。今回は逆に「診断士の仕事って?」と問われました。
自分がSE出身の診断士で仕事の内容を伝えると「生成AIもよくやられるのですか? 難しいのですよね」ときかれました。
そこから、生成AIに対する自分の与太話になり、「うんうん」と付き合ってくれて嬉しかったです。
最近、AIを使いこなすためには、単にAIの使い方を学ぶだけでは不十分だと感じています。
先のブログにも書きましたが、AIは単なる仕事の効率化の「ツール」ではなく、「パートナー」としてとらえるとよいです。
AIは確かに素晴らしい能力を持っていますが、それは言わば「未熟なすごい能力」です。
知識は豊富でも空気を読めない赤ん坊のようなもので、空気を読めない回答が返ってくることもあります。
このすごいけど未熟なパートナーに対して、どのように自分が伝えたいことを伝えれば良いのかを考えていきます。
そこでは「AIを使うテクニック」よりも「AIを理解しようと問いかける」ことの方が大切です。
つまりは、相手を想ったコミュニケーションであり、人が生きていくうえで当たり前に大切なことです。
AIを「使いこなす」という発想よりも、AIという特性を持ったパートナーとどう付き合っていくかを考えることが大事だと感じます。
さらに「AIを使うテクニック」よりも、人がすでに持つ「経験」や「知識」が大切だと思います。
「経験」や「知識」がある人であれば、よりレベルの高い「やりたいこと」を問いかけられて、それに十分応えてくれるのがAIです。
士業研究会の花見後の酒宴では、このような話を一方的に話してしまって申し訳なかったのです。
でも、しっかりと聴いてくださって、すばらしい返しをしてもらえたので自分自身のAIへの理解も深まる楽しい時間でした。




