システム運用保守体制に関してのコンサルでした。
「ひとり情シス」の苦悩をよくこのブログにも書いています。
利用者は「システムは動き続けてあたりまえ」と思っていることがほとんどです。
システムに障害があれば「仕事が止まる、どうしてくれる!」と、システム管理者は責められることもしばしばです。
この認識は経営者も同じことが多いです。
システム運用保守にも、当然コストはかかります。
そのコストをとことん削って、トラブルが起きた時はシステム管理者を責める…これは間違っています。
今回は、経営者が理解してくれて、体制構築に人を増員してくれたり、外部へのアウトソースの検討を認めてくれたりしています。
経営者の考え方で「システム管理者は孤独」に追い込んでしまうこともあります。
逆に、経営者がシステム管理に理解を示してくれれば、救われる場面は多くあります。
「縁の下の力持ち」に光をあてる経営者の元では、イキイキ働いている人が多いような気がします。
システム運用保守は正しく「縁の下の力持ち」ですね。
「ひとり情シス」の場合が多い中小企業でも、システムが止まったときの機会損失を計算、明確化し、そうならなかった時の功労者への光を当ててほしいと思います。