塩尻でビジネスモデルのコンサルでした。
ビジネスモデルのコンサルでよく感じるのは「相談者の力」です。

コンサルで受ける質問を大別すると「何を?(What)」「どうやって?(How)」になります。
ビジネルモデルのコンサルでは、それらの整理、見える化をするのが役割だと思っています。

そこで感じるのは、相談者の質問に対して同じように回答しても、その受け取り方が違います。
人はそれぞれ違うので、当たり前のことですね。

「相談者の力」とは、この受け取った回答に対しての反応の違いです。
回答から「イメージを具体化」できる人はやはり力があると感じます。

今回の相談者は少しの回答でどんどんイメージを具体化されていきました。
同時にイメージできないときは明確に質問をされました。

こういう時は、コンサルタントとしてとても嬉しく、楽しく感じます。
ビジネスモデルのコンサル後に「やることが見えてスッキリしました」と言ってもらえるのは、自分が最も嬉しい言葉です。

逆に一番、モヤってするのは「何をすればいいのか端的に答えを教えて下さい。それをしますから!」って場合です。
そういう場合は「何をしたいにですか?」って聞き返しますが、明確な回答はないことが多いです。
モヤっとする瞬間です。

「何をしたいか」は相談者の想いそのものであって、コンサルタントが「したいこと」ではないのです。

車中の紅葉がとても綺麗でした。
自分もスッキリして帰ってこれました。