今週は名古屋商工会議所の仕事が多いです。
名古屋商工会議所のお仕事が約半分ぐらい占めている感じです。
勝手に名商週間(メイショウウィーク)と呼んでいます。
何か、お馬さんにいそうですね。

話は変わりますが、コンサルをしていて感じたことです。

韓非子は「志の難きは、人に勝つに在らずして、自らに勝つに在り」と言っています。
その意味は、「志を成し遂げることが困難なのは、誰かに勝てないからではない。自分自身に勝てないところに、すべての原因がある。」とうことです。

以前のこのブログで「自分の成長を相対的、絶対的に評価」で、他人より劣るのはいいけど、前の自分より劣るのは悲しいものがある…と書きました。

ついつい、自分の状況を知るために敵の存在を考えます(想定します)。

経営環境分析でも「競合」を必ず考えます。
「競合」を考えることはとても大切ですが、「競合」に勝てばよいという話ではありません。

たとえ「競合」に一時的に勝ったとしても、「新たな競合」や「予想ができない競合」が出てくる可能性があるからです。
「競合」を知るのは、「業界動向」を知ることだと考えています。

韓非子の言葉も同じだと思います。
誰かと比較して勝つことばかりを考えていても、自分の成長なしには意味がないということだと思います。

やはり常にライバルは自分自身なのだと思います。
他人に勝つことばかりを考えるのは、心が荒んでいくような気がします。