入院中はずっと「うつ伏せ」でした。
網膜剥離の硝子体手術では必ずついてくるものです。

今回、網膜剥離の手術のことを客先との調整やSNSで話すと、意外と多くの人がこの網膜剥離の硝子体手術での「うつ伏せ」を経験していることがわかりました。
網膜剥離は比較的若い人も多く、またIT業界で目を酷使している人が多いと感じました。

経験者が口をそろえて言うのは「うつ伏せが結構大変」ということです。
自分も最初に「網膜剥離の手術」と聞いたときの、焦り具合の一番は「お客さんへの迷惑、日程調整」、二番が「目に行う手術」、三番目が「うつ伏せ」でした。

ただ、実際やってみると三番目の「うつ伏せ」が結構大変でした。

まず、特別な枕に頭をうずめて寝ます。
最初はこれに慣れなくて、なかなか眠れなかったです。

次に腰、肩が痛くなり、だんだんと肘、膝が擦り剝けてきます。
腰、肩は湿布をはり、肘や膝は保護用のフィルムをはったりします。

また、同じ態勢でいるので筋が痛くなったりします。
自分が足の親指の筋が痛くなりましたが、ひそかにこれは「痛風発作」だったのではないかと思っています。

「うつ伏せ」がきつくなった時、よく入院病棟のラウンジで休憩をしていました。
そこからの眺めはとてもよいです(残念ながら自宅は角度的に見えませんでしたが…)。

とてもよい環境で入院させてもらっていたと思います。