一般的な「正解」は必ずしもその企業の「正解」ではない

分かっているはずの基本中の基本なのですが、また思い出させていただきました。
社内システムの運用体制コンサルをしていて思ったことです。

一般的にみて社内システムの運用体制の「あるべき姿」が明確な企業があったとします。
しかし、その「あるべき姿」が、その企業さんのゴールにはなり得ない場合もあるということです。

ヒト・モノ・カネ(多重利用が可能な情報はあえて省きます)といった経営資源をいかに効率的に配分するかが重要なことです。
どんなにあるべき姿が明確であっても、「実現可能性」が伴わなければ意味がありません。

その「実現可能性」には、社内でしかわからない「事情」がからむ場合が多いです。
そして、社内でしかわからない「事情」は往々にしてヒトや組織に絡むことでデリケートな部分です。

一般的な「正解」は、必ずしもその企業にとっての「正解」ではないのです。
一般的な「正解」を外部のコンサルが振りかざすと計画自体が破綻するので気を付けないといけないです。

コンサルが終わって、少し川の流れをみてボーっとしています。