週末恒例のパオパオの状況報告です。

今週はずっと調子がよかったのですが、土曜日、日曜日にいずれも「脳梗塞」の時のような症状が出ました。
日曜日は少し大変でしたが、それでもどちらも比較的短い時間で症状は治まっていきました。

厳密には「脳梗塞にしては戻る時間が短い」と先生に指摘をされていおり、「脳梗塞」も確定ではないとのことです。
短い時間で症状が治まるので、先生としてもなかなか判断が難しいようです。

今回は症状時の動画を撮ったので来週の診察時に先生に診てもらおうと思います。

前回の症状時に「右目」が見えにくい状態がわかりました(もう回復している感じでしたが…)。
素人の観察ですが、どうも今回は「左半身」が思うように動かせていない感じです。

それでも食欲はあるので、ご飯を喜んで食べてくれるのが嬉しいです。
まだ、比較的短い時間で症状が治まっていっているのですが、この症状が出る間隔がだんだん短くなってしまうのかも…と思っています。

ただ「中皮腫瘍」と「脳梗塞」に、文句ひとつ言わず(言えないか(^^;)に立ち向かっている姿を見ると勇気がもらえます。

NHK「英雄たちの選択」の脳科学者中野信子さんが、コロナウイルスで「これからは『人を許せない』気持ちが増幅していく」とコラムで書いてみえました。
相手の過失に強い怒りを感じ、日ごろは使わないような激しい言葉で罵り、完膚なきまでに叩きのめさずにはいられない「正義中毒」というべき一種の依存症状とのことです。

自分は悪くない、他人が許せない…という「他責」の究極状態だと思います。
こんな時だからこそ、他人を責めることなく、自分で不自由な状況に立ち向かっているパオパオを師匠と仰ぎたいです。