約一カ月遅れで、自分の担当分の愛工大の講義が始まりました。
金曜日の4限、5限という普通であれば受けにくい時間帯で、「インターネットのビジネス活用」について講義を行います。
本来は半期の15日×2コマですが、コロナの影響で13日×2コマに減りました。
…とは言っても、スタートはオンデマンドでの講義です。
最初はZoomで双方向の講義をしようと思っていましたが、「すべての学生が平等に授業を受けられる」ようにするためオンデマンドを選択しました。
心配だったのはZoomというツールより、通信回線の方でした。
Wifiがない環境でZoomでオンラインの講義を受けるとするとテザリングになります。
テザリングで全ての講義をオンラインで受けざるを得ない学生さんがいたとしたら、すぐに速度制限がかかってしまうことが予想されます(特に格安SIMでの契約も多いと思います)。
Zoomなどでの双方向の場合、リアルタイムに一定の通信量を確保しないといけないので速度制限は非常に厳しいです。
オンデマンド(動画配信)であれば、たとえ速度制限がかかっても、時間がかかるだけで動画はダウンロードできます。
これが、自分が双方向の講義ではなく、オンデマンド講義を選んだ理由です。
それでも心配で自分の講義が行われる予定の時間(14:40~17:50)は、問い合わせに備えて机の前で待機していました。
すると演習課題に答えた回答のWordファイルが、メールで次々に送られてきました。
こういう状況でもしっかり講義に向かい合う学生さんに感動をしました。
はやく直接に会いたいものです(学生は別に私に会いたいとは主なないでしょうが(;^_^A)