愛工大の講義も、念願の対面講義が始まりました。すでに第4講までオンデマンド講義で終わっているので、第5講「ネット集客」からのスタートになります。
これまではメールのやりとりが主だったのですが、初めてみんなの顔をみれて講義をしている実感が湧き、少しホッとしました。
毎年、初回の顔合わせ講義は緊張します。特に、今回は対面での講義(セミナー)自体が約2カ月ぶりです。いつもと違う緊張感でスタートしましたが、例年以上に熱心な学生が多く、楽しい時間を過ごせました。
ただ、三密をさけるため今年度はグループディスカッションは行わないことにしました。その代わり、自分が全員の演習回答をまとめた資料を作ります。

今回もそのフィードバックを行ったのですが、「自分の回答はどこにある?」という感じでみなコメントを集中して聴いていました。グループディスカッションは「発想を拡げる」ことと「情報を共有」することが目的です。

「情報を共有」は自分がまとめ資料を作ることで対応できますが、「発想を拡げる」ことがやや弱いです。
ここは、自分の「呼び水質問」で対応していきたいと思います。
ただ、毎年学生さんの数が増えてきている感じですが、今年度は例年の約倍に一気に増えました。毎回、50人分の演習回答のまとめ資料を作るのは結構ハードですが、今年度はここもチャレンジだと思います。
また、演習課題となる与件企業も新しいところが多く、その提示資料をつくるのに気合がいります。それでも、IT技術進歩&コロナの影響で、視点や論点が変わりつつある中、新しい「課題提示」は意味があると考えています。

今年度は「新しい」「やったことない」「みなおし必要」の仕事がほとんどで、ひとつひとつに時間がかかっていると感じます。こういう時だからこそ、ひとつひとつの「仕事」に集中して、丁寧にしないといけないですね。