出張の荷物をヤマトに出しに行きました。
約三ヵ月ぶりの泊りでの研修出張になり、行先は大阪です。
そして夜は、久々に金山で友人と二人でのみました。
少しずつ仕事のスタイルが戻りつつあると感じます。
しかし、確実にコロナ前とは仕事のやり方が変化をしていますね。
話は変わりますが、友人と飲んだ際に「仕事で自分の代わりがいるかいないか…」という話になりました。
これは悩ましいテーマですね。
仕事の依頼として「誰にたのんでもいいのか」「この人に頼まないといけないのか」は、後者の方が完全な差別化がされています。
しかし「自分にしかできない」ことは、事業継続という視点では、万が一の時に、お客様に迷惑をかけることになります。
今も自分の仕事はどちらだろう…と考えれば、属人性が高い故に差別化がされている状態だと思います。
自分の仕事の中でもセミナーや研修では講師はその傾向が強いと思います。
セミナーや研修で「講師の個性・オリジナリティ」は選択されるひとつの理由だと思います。
セミナーや研修で「標準化」を進めた結果、顧客離れが起きた事例をいくつかみています。
一方で決まったシナリオを話すことでだれが講師をしても内容が変わらないように研修機関も多いです。
講師が病気で倒れたとしても、すぐに別の講師が代わりをすることができます。
このような研修機関は、誰が話も同じであること(個性は出さない)ことが、大切な講師のスキルになります。
セミナーや研修のテーマにもよると思います。
例えばITの場合「プログラミング言語」や「セキュリティ」「ネットワーク」といったテクニカルスキルの入門編は「標準化」がしやすいのかもしれません。
しかし、ヒューマンスキルやビジネススキルとして講師の体験や考え方が入るテーマは「標準化」によって、その良さを殺してしまう可能性があります。
「個性」と「標準化」は当然トレードオフの関係にあるので、悩ましいところです。
しかし、自分としては「自分にしかできない」ことを大切にして、選ばれる理由にしていきたいと思います。
自分の感覚としてはコロナの影響で、さらに「個」の時代が加速していると感じています。