リモートワークについて、かなりの相談対応をしてきましたが、自分の感じるリアルワークとの違いをメモってみます。
正直、ITツールはZoom、MicrosoftTeams、GoogleMeet、CiscoWebex…など、いろいろとありますが、なんでもいいです。
アカウントの考え方や、情報共有ツール機能、コミュニケーション機能などは、それぞれのツールの設計思想にもとづいて異なります。
基本的なミーティング機能は大差ないです。
そんな中、リモートワークとリアルワークのミーティングでの大きな違いを3つ感じています。
一つ目は「『 ちょっといいですか?』がきかない」ことです。
『 ちょっといいですか?』というのは、信頼関係ができていれば助けてもらえるとてもありがたい言葉です。
立ち止まってしまったけど、少しのヒントをもらえれば進めそうなときがあります。
そんな時『 ちょっといいですか?』と声をかけられる仲間がいるのは、仕事を円滑に進めるよい職場環境の一つの条件ですね。
でも、リモートワークで『 ちょっといいですか?』はなかなかできません。
もちろん、チャットができるのですが、相手の状況が見えないのと、雰囲気がつかめないので、聴いてよいのか把握しずらいです。
また、聴かれる方はそれでペースが乱されることもありますので要注意です。
二つ目は「『長い話』は集中力が続かず理解されない」ことです。
頭が整理されていない状態で話すと、話は必然的に長くなります。
リモートミーティングの特徴で、長い話は途中で聴き手の集中力が切れる傾向があります(慣れていないだけかもしれないですが…)
すると、伝える側は頭を整理してから、効率よく短く論理的に伝える必要がありますね。
三つ目が「『そういえばさぁ』ってつぶやいても誰もいない」です。
職場の雑談って、信頼関係ができていれば結構な精神安定剤になることあります。
でも、リモートワークだと、『そういえばさぁ』ってつぶやいても誰もいなくて「沈黙」が流れるだけです。
これって、意外と寂しいですね。
リアルワークでは「なんとなく…」でも仕事を進めてこれたのですが、リモートはキッチリ進めないと進まないって感じです。
でも、意外と「無駄が創る人間関係」「無駄が生み出す発想」が多いのも事実です。
ただ、こういう意見ですら、業種や職種によって当てはまる度合いは、かなり異なると感じます。
時代が変化しているのは事実で、他人の意見の良し悪しを決めるのではなく、1人1人が自分で体験し、自分の頭で考えることが大切だと思います。
話は変わりますが、パオパオの頑張りにはみんなが驚愕しています。
普通なら酸素ボックスで2、3日持てば…という中で、もう11日も頑張っています。
獣医の先生に「こんなに頑張る仔は見たことがない。すごい!」って言われています。