午前中はビジネスカウンセリング(個人コンサルをこう呼ぶことにしました)、午後からは名古屋商工会議所で専門相談でした。
各相談者は、いろいろな相談をしてくださいます。
その際に「迷い」を相談している時と、「考え」を相談している時があります。
「迷い」を相談している時のお客さんは、頭の中がモヤモヤしており「ループ」している状態です。
この状態で相手がお客さんが自分に望んでいることは「解決策の提示」ではありません。
「話しを聴いてくれ、迷いを整理する」ことが一番の望みだと感じます。
そんな時は、話を聴きながら「図解」をしつこく試みます。
その「図解」されたものを見て、またお客さんが何かに気付いてくださればすごく嬉しいです。
また、「考え」を相談している時は、お客さんの頭の中で考えがまとまってきています。
この場合にお客さんが望むことは2つのパターンがあります。
ひとつは「選択肢に関するメリット・デメリットの整理」、もうひとつが「考えを行動に移すために背中を押す」ことです。
「選択肢に関するメリット・デメリットの整理」は、まだ迷っているのかもしれません。
ただ、いくつかのオプションが整理されてきているので、その決定の助けとなる情報が欲しいという状態です。
メリット・デメリットを示すと、相手は再び「考える」ことに入っていけます。
「考えを行動に移すために背中を押す」っていうのはとても多いです。
相手に自信をつけてもらって、迷わず全力を出してもらうためです。
もちろん、ここでコンサルの立場として当然「ストップ」をかけることもあります。
いろいろな相談のパターンがあるので、私も「カウンセラー」「コンサルタント」「仏に似たおっちゃん」と演じ分けながら相談を受けています。
「仏に似たおっちゃん」が、一番話しやすようです。
お昼は伏見の路上お弁当屋さんで「プルコギ弁当」です。
自分の好きなメニューのひとつです。