社会保険労務士さんのプロジェクト会に呼んでいただきました。
自分は「公的機関のITに関する相談傾向」という20分程度の話す時間をいただきました。
考えてみると、こう言いうテーマでは話したことがなかったなぁっと楽しんで話せました。
各所の公的機関で毎月、大体約50件超の相談を受けています。
3月以降でコロナの影響はそこにも如実に出ています。
多い相談をカテゴリーでグループ化したところ、6つになりました。
(1)インターネットを活用した集客に関して
(2)リモート・クラウドサービスの活用に関して
(3)システム構築に関して
(4)業務の効率化に関して
(5)IT企業からのよくある相談
(6)ITとは関係の薄い相談
どれも多いのですが、3月以降で明らかに増えているのは「(2)リモート・クラウドサービスの活用」に関して、と「(6)ITとは関係の薄い相談」です。
(6)ITとは関係の薄い相談とは、主に以下のような項目です。
・アイデア発想(新商品、新サービスの発想)
・頭の中のモヤモヤを整理してほしい
・心が疲れたので話を聴いてほしい(カウンセリング) など
つまり漠然とした悩みを整理する部分です。
今の変化の激しい世の中では、定義した課題が正しいとは限りません。
やはり、モヤモヤを整理する際の発想力、表現力、逆説力は大切だと感じます。
(2)リモート・クラウドサービスの活用は多くて当たり前ですね。
自分も多様すぎるリモートツール、クラウド共有ツールに苦しんでいます。
リアルの研修であれば、何の苦もない場面をクリアするために、必死に悩んだりします。
ただ、前回の研修アンケートのフリーアンサーに悩みや、苦労が吹き飛ぶコメントが2件ありました。
「各人の演習がGoogleDriveでリアルタイムに共有されるので、現地の研修よりも取り組みやすかったです」とのことです。
リモートは決してリアルの代替ではなく、リモートならではのよいところを模索していきたいです。
この模索が、確実にスキルアップにつながっているのは実感しています。
ちなみに午後は名古屋商工会議所でIT専門相談です。
すべて、ITの「やり方」ではなく、ビジネスの「あり方」の相談でした。
キャンセルで一コマ空きましたが、そこに名古屋商工会議所の方達が「普段はいっぱいだから…」と何人も来てくれました。
嬉しいですね。
ちなみに、本日も「パオパオスイッチ」が何回かオンされました。
突然、目の前が涙で見えなくなるので、車の運転は危ないです。
なるべく公共交通機関を使うようにしています。