金曜日に予定されていた研修が、急遽中止(コロナ?)になり、今年最後の研修でした。
IT企業様での「業務フロー研修」で、12月がちょっとした「業務フロー研修」祭りになっています。
商工会議所、個別企業などで計4回行いました。
その中では、多治見商工会議所でもそうでしたが今の「業務フロー研修」は「ペーパーレス」や「RPA」がキーワードになっています。
特に「ペーパーレス」は、もうかなり昔からずっと言われているキーワードですが、今また注目されていると感じます。
それは「DX」という考え方の流行(自分はバズワードと考えていましたが…)です。
「DX」は経済産業省が呪文のような定義を出していますが、自分は「ITを使ってこれまでとは違う変化を起こし、生産性向上につながる仕組みをつくること」だとと思ってます。(これでもややこしいですが…)。
「アナログデータのデジタル化→ビジネスプロセスのデジタル化→新しい価値の創造」といった流れですが「デジタル化」しない事には始まらないです
そんなわけで使い古された言葉かもしれませんが「ペーパーレス」は分かりやすいキーワードです。
「ペーパーレス」は、もともとは「紙を減らしてコストダウンしましょう」がスタートだったと思います。
その次のステップとしては、紙を減らしてデジタル化することで、業務の生産性を高めましょうになってきました。
そして今は「DX」の入口としての「ペーパーレス」です。
DXを考えた時、そもそも情報はデジタル化されている必要があります。
そして業務プロセスに「紙」があると、そこで一気に鈍化です。
紙を減らすためには、業務の「見える化」により、業務プロセスを整理整頓する必要があります。
その業務の「見える化」が「業務フロー作成とそこからの業務改善」になります。
「DX、DX」と盛んに言われていていますが、それって結局は「ITを活用して新しく付加価値を生み出すことじゃないの?」って思っています。
「ITを活用して新しく付加価値を生み出す」ことは、昔からIT活用の最も大切なことです。
むしろ、それを忘れて「IT活用」をしていたらそっちの方が問題です。
それでも「DX」というキーワードで「IT活用の最も大切なこと」を見直してもらえるなら、それは悪くはないかなぁって思います。
ちなみに家に帰ったら、リッチなお弁当がありました。
そういえば子供がいないのであまり関係ないけど、クリスマスイブでした。