最近、「一人情シスのフォロー」の仕事の依頼がちょくちょくはいります。
顧問契約で、長めの契約になることが多い傾向があります。

多くの会社で「自社のIT活用のあるべき姿」が見えなくなっています。
そのための「一人情シス」の両肩にプレッシャーが重くのしかかることがあります。

そのためのサポートとして、コンサルティング、社員教育、情報提供などが主なテーマになります。
「一人情シス」「一人プロジェクト」「一人ヘルプセンター」などなど、IT業界の一人は厳しいですね。

社内システムは「動いて当たり前」で、動かなければボロクソに言われてしまう事があります。
その叱責によって、心が折れそうになった人達を何人も見ています。

社内システムは「動かなくて当たり前(怒られそう)」です。
しかし、それを動き続けるように、そして万が一ダウンしても早く復旧させれるように工夫を続けている人がいることを忘れず、感謝したいですね。

午前中は、そんなZoom打合せを行い、午後から新城商工会での新城設楽支部青年部向け「ITセミナー」でした。
これで、5件目になります。
たくさんの商工会青年部、経営指導員の人と出会うことができるので、自分的には嬉しい仕事です。

今回もリアルとZoomのハイブリッドでしたが、比較的上手くいったパターンだと思います。
ただ、それでもトラブルはつきもので、今回も些細なものがチョッピリありました。

セミナーでは、少し「DX」についても話しました。
中小企業、小規模事業者、個人事業にとって「DX」はまだ先の話と考えるのはもったいないです。

ビジネスモデルでの「選ばれる理由」に付加価値を付けるために、「デジタル」で「事業変革」を行うのが「DX」です。
「顧客視点での強み」を強化するために、どの業務をデジタル化して、蓄積されたデータを活用することにより、新しい付加価値を提供する…と言ったらほとんどの事業者が当てはまりますね。

他にも「DX」には「レガシーシステム対応」「システムのガラパゴス脱却」「自社固有システムによる弊害解消」という人材、技術の課題のもあります。
いわゆる「2025年の崖」というやつです。

様々な論点があるのでわかりにくいですが、何より、遠い自分たちには関係ないと思わずに、まず「動くことができる」よう理解をすることが大切だと思います。
「DX」の成功のカギは「小さなことから始める(アーリー・サクセス・プロジェクト)」とも言われていますね。

新城商工会に早く着いたので「桜淵公園」で豊川を眺めていました。
30分位ボーっとしていましたが、ステキな風景でかなりリフレッシュになりました。

緊急事態宣言で仕事以外全く外に出ていませんが、仕事で外に出た時にはリラックスをしたいです。
ただ、仕事でリラックスってどんだけ幸せ者なんだ。