新入社員研修「システム開発と運用」研修の2日目でした。

2日目は要求分析・要件定義を演習を通じて体感中です。
要求分析・要件定義は自分が実際の企業支援で行うことが一番多いフェーズです。

顧客の「業務視点のニーズ」を、ITでどう実現するのかという「システム視点の手段」に切り替えます。
切り替え時の認識違いにより、プロジェクトがデスマーチと化してしまうことは多いです。

その分、じっくり伝いたい部分になります。
中部産業連盟での「中小企業診断士養成課程・情報化」でも、難易度の差はありますが、伝えている内容は変わらないと感じます。
これから世に出ていくSEの皆さんには是非知っておいていただきたい内容です。

また、今年は受講生の取り組み姿勢とその成果物の品質が例年にも増して素晴らしいと感じます。
今回の新入社員研修は、また自分にとって多くの気付きを与えてくれる研修になりそうです。

「システム開発と運用」研修もいよいよ折り返しです。
ちょっと疲れてはいますが、自分自身も多くのことを学ばせて頂いています。

新入社員研修が終わって、終わり際のスーパーに滑り込んだらお弁当が半額になっていました。
生姜焼き弁当が200円です(^^;)

話は変わりますが、まん延防止防止措置が、愛知県にも適用されるにあたって、悩みに悩んで「オンライン講義」の苦渋の選択をしました。
しかし、文科省の基本方針はまん延防止に関して「学校設置者及び大学等に対して一律に臨時休業を求めるのではなく、地域の感染状況に応じた感染防止策の徹底を要請する」とありました。

「オンラインにすぐに切り替えるのではく、感染対策をしっかりと取って授業を行う」のが基本方針なのですね。
万が一、自分の授業でクラスターでも発生したら…と不安で、一旦は「オンライン授業」を決意しました。

しかし、基本方針を考えみると「地域の感染状況に応じた感染防止策の徹底」などとありました。
大学講義はオンラインと要請がでれば別ですが「感染防止策の徹底し対面で行なう」のが基本方針だと知りました。

やはり自分の意思決定に委ねられてしまうと、万が一の時に責任が取れないですが、基本方針があると動きやすいです。

オンデマンドで第2講を撮影しましたが、基本方針で示されているのであれば、対面講義でしたいです(即、切り替えれるようにして…)。
一番やりたいグループディスカッションは避けざるを得ないと思いますが、それで講義がどう進められるかを考えてみます。

いつ大学講義もオンラインという要請がくるか分からない状況です。
対面講義がでできる期間が少しでも長くことを願い、できればゴールまで対面講義でいきたいものです。