新入社員研修「システム開発と運用」研修の4日目が無事に終わりました。
まずは、朝に無事に「システム開発と運用」も最終日を迎えられたので、神社にお礼に行ってから会場に向かいました。

例年は、この研修が終わるとヘロヘロになるのですが、今年は意外と元気です。
理由は幾つかあるかと思いますが、受講生が優秀だったこと、人数が例年より少なかったこと、自分のパートの一部を仲間の講師が担当してくれたこと…などが挙げられます。

ただ、他にも考えられる理由があります。
少し、研修の演習内容が成熟してきたと感じました。

研修の演習内容を全面刷新したのが2年前です。
それより前は、各システム構築工程で、それぞれ与件を提示して演習を繰り返す形式でした。
そのため、それぞれの演習の工程の関連がなく、本質的な考察深耕が出来ていなかったと思います。

2年前から、一つの与件で①業務分析、②現状業務フロー、③要求分析、④要件定義、⑤システム化業務フロー、⑥DFD、⑦ERD、⑧画面洗出し、⑨画面設計、⑩テスト仕様書まで10個の演習を連続して行うように変更しました。
その結果、実際の業務に近くなり、工程の関連も体感ができ、理解が深まる演習になったと思います。

実際の業務とほぼ同じ形でシステム構築を行うので、予想もつかない方向に進んでいくことも常です。
模範回答があるわけではない10個の連続する演習をゴール地点に導くのは至難の技です。

これで、例年は疲れていたのだと思います。

ただ、当然、これだけの演習を一人で回すことはできないので、信頼できる仲間の講師と一緒に進行させます。
その至難の演習を仲間の講師がしっかりサポートしてくれるおかげで、なんとかゴールに到着でけるという感じです。

しかし、今年は仲間の講師、優秀な受講生と一緒に比較的順調に進んだ感じです。
それでも、やっぱり新たな課題が見つかったので、次年度に向けて改善をしていきます。
どの方向に進むかはやってみないと分からなく、正しく生き物のような演習なので、ずっと改善は続くのだと思います。

そして、純粋・素直に今年の「システム開発と運用」は例年以上に「楽しかった」です。
それだけでも十分、充実した気持ちになっています。

これから、大学の講義が本格化し、中産連の養成課程、名商のセミナー三部作、新規の階層別研修、新規の顧問先などが始まります。
いろいろと検討事項は山積みで、しばらくは気が抜けないですが、気力は充実しています。

そして、お昼の弁当がとっても美味しかったです!
「お魚の甘酢あげ弁当」でした。