あいち機構でのマネージャ業務でした。
今日も 5人の方と面談をして、真剣に悩み、アイデアを模索し、議論を交わし、たくさん笑った日でした。
前向きに笑顔で話される方達との会話は「元気の源」ですね。
そして、もう一つ「元気の源」がありました。
あいち機構が終わった後、中産連の診断士養成課程を修了された方と会いました。
自分は診断士養成課程の講師で「情報化」の講義を担当していますが、実習は行っていません。
…にもかかわらず、例年、このような声かけを何人かから頂けるのは嬉しいものです。
今はなかなか時間が取れず、お会いするタイミングが作りにくくて悲しいですね。
そういう時に必ずと言っていいほど出る話です。
「どのように独立の決断をされたのですか?」という質問です。
正直に経緯を話していますが、自分はSE時代に「重度の鬱病」になりました。
毎日が流血の大惨事で、会社も辞めて、何もすることがなくなってしまいました。
自分の性格をよく知っているかみさんは目標がないと鬱病がさらに進行すると思ったそうです。
それで「中小企業診断士にチャレンジしてみたら」と助言してくれました。
この助言が人生を変えました。
会社も辞めて時間だけはあったので、かなりじっくり勉強ができました。
「重度の鬱病」のまま診断士の勉強を始めましたが、紆余曲折を経て診断士になりました。
「どのように独立の決断をされたのですか?」の質問に対しては、「それしか選択肢がなかった」っていうことですね。
また「どのように仕事を受注していったのでですか?」もよく聞かれます。
これは、よくブログに書いていますが「金なし、コネなし、経験なし」で自分が事務所を立ち上げた直後の話です。
仕事がなかったので、目に「¥マーク」を浮かべてゾンビような動きで「営業」という徘徊を繰り返していました。
ある方に「受注ではなく、人にあうことを目標にするとよい」と救いの声をかけて頂きました。
「まず人に会いなさい、運よく仕事がもらえたら誠実にこなしなさい、そして待ちなさい」…と言う言葉を、今も守っているつもりです。
独立17年目ですが「自分も偉そうに語る様になったもんだ」と苦笑いしながら帰宅しました。
帰ってきてから、ファミマの「つけ麺」を食べました。