四日市の企業様で「提案型営業手法」研修の1日目でした。
1日目は「提案型営業で考えるポイント」「営業プロセスの全体像」「自社の現状把握」「提供商品・サービスの発想」「提案武器としてのITトレンド(DX)」などについて話してきました。
快調にすっ飛ばし、途中一旦は40分の遅れがでたものの、奇跡のショートカットで残り1時間を残して「提案武器としてのITトレンド(DX)」のみになりました。
これなら「なんとか行けそう」と安心した時に「DXの話の前にAIやIoTの理解がないと難しいのでは…」という指摘が入りました。
自分の資料に「DXとはIoTやAIといったデジタル技術を活用して商品やビジネスモデル、業務に変革をおこし、競争に勝てるようにしていくこと」という説明が入っていための指摘でした。
「DX」と「IoT」「AI」は本質的には特に関係はありません。
大手の「DX」の実現事例に「IoT」や「AI」がふんだんに入っているだけに過ぎません。
むしろ「DXとはIoTやAIといった…」説明が「中小企業におけるDX推進」を遅らせてしまっていると考えています。
「資料をミスった…って思いました。」って思いました。
ただ、こういう正しい指摘が、ついつい「時間内にカリキュラムを終わらす」と言う本質とは違う目標に傾いてしまっている時に自分を正してくれます。
もうPower Pointのプレゼン資料は使わず、1時間かけてホワイトボードで「DX」の説明をしました。
さらには、参加者の質問がとても的を得ていたので、これも助かりました。
改めて研修は一人で行うものではありません。
社長の正しい指摘、参加者の的確な質問に、すっかり助けられました。
少人数でゼミのような研修だったので、コミュニケーションもたくさん撮れて楽しい1日でした。
7月に続きがありますので、また楽しみたいです!
研修前に少し近くを散歩して癒されました。
お昼に美味しいお弁当をいただきました(^^)