愛工大の前回の講義「動画を集客とブランディングに活用する」での演習のまとめをしていました。
例の学生の演習を文字起こしし、回答のポイントを整理する仕事です。
前回は「SNS活用」、今回は「動画活用」がテーマです。
どちらの講義も学生の活用動向が知りたくて「どのように使っていますか?」が演習の一問にになってます(もちろんそれだけではありませんが…)
前回の「SNS活用」の動向もまとめてみると面白かったですが、今回の「動画活用」の動向も面白かったです。
まず、どんな時に動画をみるか? は「暇な何気なく暇つぶしにみる」と「好きなYoutuber、Instgramer、TikTokerを積極的にみる」と言う両極端の意見がありました。
それとは別に「情報を探す時にも動画をみる」と言う意見も昨年より増えていると感じました。
こちらは探す情報に特徴がありました。
Youtubeはゲーム攻略、料理ノウハウ、修理の仕方などのノウハウ系情報、Instagramはファッション、お店、観光地のイメージ系情報を探すようです(予想通り)
そして、前回のSNSの時にも感じましたが、TikTokで情報を取得する学生が増えています。
さらには、TikTokユーザーの意識にもとづく動線テクニックを書いている学生もおり、かなり根付いていると感じました。
例えば「TikTokからYoutubeへの引き込み(続きはYoutubeで)」や「大切なことはコメント欄に書きました」は、最悪だそうです。
確かに自分もイラッとしてました。
ちなみにTikTokで相性の良いのは「可愛い」「動物」「キャラクタ」「小ネタ」などですが、口を揃えて「リズム」が大事と言っていました。
TikTokに関しても、とても共感することがたくさん書いてありました。
また、前回のSNSの時に「SNSは丁寧に返信をするもの」との意見が多く学ばせていただきましたが、今回もありました。
動画に関しては「反応の良い動画を真似て、オリジナルを加える」とのことです。
勉強になります。
また、Youtube LIveのスーパーチャット (Super Chat)のことも書かれていました。
スーパーチャットとは、YouTubeのライブチャットや動画の公開時に、チャット欄で自分のメッセージを目立たせるための権利を購入する機能です。
Youtube LIve「投げ銭」機能のことですね。
学生とのコミュニケーションを通じて、若者のIT(今回はSNSや動画を通じてですが…)への接し方が、自分たちの世代とは全く異なることを改めて認識しました。
自分も含めて、我々の世代も「若者のをもっと知る努力」が必要だと感じました。
その中でも道具(IT)の使い方は、最も世代間で隔たりがあるように感じます。
これからの世の中を作っていくのは若者です。
ある意味では、これからの世の中(環境)を作っていくのが若者であるのであれば、若者のIT活用がスタンダードになっていくのだと思います。
「強いモノが生き残れるのではない。環境に適応できるモノが生き残ってきたのだ」はダーウィンの言葉です。
健康的な食事と夜の散歩です。