愛工大の15回の講義が無事に終了しました。
今年度の最後の講義は「最終演習:二人の女性起業家のビジネスプラン」の2回目です。

今回は「発酵プロモーションズ」の吉田さき子さんにお話をいただきました。

前回と同じく最終演習で感じてほしい目的を三つ伝えてから講義を始めました。

1、起業家の実際の体験を聴き、「起業するとは?」を感じてほしい。
2、ビジネスを理解し、さらによくするためのアイデアを考えてほしい。
3、アイデアを出す際に、これまで学んだことを振り返る機会としてほしい。

そして、単なる「演習問題を考える場」ではなく「起業家の体験を感じる場」としてほしいと伝えました。
学生はそれを理解して取り組んでくれました。

吉田さき子さんのビジネスは、いくつかの登場人物が、それぞれの役割をはたして成立する「マッチングエコノミー」のパターンになります。
それに「キュレイターズセレクション」「モノのインターネット」なども絡みそうな、DXの色が強いモデルです。

学生はそれに対してのアイデアを一生懸命考えくれました。
演習結果を自分と吉田さき子さんの2人で確認してコメントをしましたが、今回も脳が揺さぶられました。

吉田さき子さんが嬉しそうに演習結果に目を通し、たくさんのコメントをしてくださいました。
それは、自分だけでなく、学生にとってもとても嬉しいことだと思います。

最終演習を「二人の女性起業家のビジネスプラン」として、2人の女性起業家にお話いただいて本当によかったです。
お忙しい中、準備も含めて時間を割いてくださり、本当にありがとうございますm(_ _)m

また、個人的にも15回の講義は無事に対面で終えることができて本当によかったです。
今年度の学生も熱心で、講義を聞く姿勢、演習への取り組み姿勢ともに、とても素晴らしかったです。

演習の回答用紙の空きスペースに「知らないことをたくさん学べました。ありがとうございます。」と書いてくださった学生がいました。
講義前に、冗談で「最終回で涙ぐんじゃうかも」と宣っていましたが、帰りの車で本当にちょっと「涙ぐんじゃって」いました。

色々な方の力を借りて「自分の満足のいく15回の講義」ができました。
本当にありがとうございます。

最後は「いなやの味噌中華の海老天のせ」です。