名古屋商工会議所でIT専門相談で、感じたことです。

そもそも経営相談は、基本的に相手の方の問題整理、課題定義、解決策提示まで行います。 
ただ、1時間〜1時間半程度の時間内で、それを全て行うのは結構キツイです。

相談者それぞれの相談背景や人柄&価値観、置かれた立場などを理解する必要があります。
その理解が薄いと、やっぱり薄い相談対応になり、満足度は低くなると感じます。
ただ、経営相談で、その流れをちゃんとやれている人が多い中で、スピードアップは自分の課題だと考えています。

ただ、IT相談の場合も同じなのですが、「ツールの設定変更」や「IT技術の確認」「エラーメッセージの解決」までが入ることが多いです。

IT相談は経営相談よりも、さらに時間が足りなくなることが多いです。
解決したかどうかが、その場で明確になる質問も多く途中で切り上げにくいのものIT相談の特徴です。

そのため、解決策の提示(調査、実施、確認)に時間がかかります。
SNSの連携ができない、マクロが動かない、クラウドサービスの動きが違う…などハマった状態になると大変です。

特に「SNSの設定&連携」はアカウントによって状況が違っていることがあります。

カテゴリーによっては設定できない項目があったり、連携先のSNSのアカウントが異なっていたり…。
他のアカウントでは当たり前にできていたことが、なぜかできない…ってことも多いです。

こうなると、原因分析(現状把握)だけでも結構な時間になります。
今回の相談では、これまで何の問題もなくできていたFacebookのスポット作成ではまりました。

Instagramでは自店をスポットを新規に作成することができません。
よってFacebookでスポットを作ることになります(Facebookでスポットを作ればInstagramに引き継がれる)。

ところが、なぜか住所が入らないのです。
Facebookページの住所の登録は、都道府県市町村までは既に登録されて情報から選ぶ必要があり、それも英字で入れる必要があります。

いつもはここでハマっていたのですが、今回はその先でハマっています。
ほとんどの場合は何の問題もなくできることでハマまると凹みますが、凹んでばかりもいられません。
今回も、進んだことは進んだのですが、ゴールには至りませんでした( ; ; )

この「Facebookのスポット登録」「DXが絡んだビジネスモデル検討」「システム調達のやり方(RFPに関して)」と振り幅の大きい1日でした。

概念の説明だけでは、聞いて終わりなってしまうことが多いのもIT相談の特徴です。
もっと場数を踏んで精進が必要だと感じます。

またしても冷やすラーメンで「冷し旨辛台湾ラーメン」です。
ピリッと美味しかったです。