本来は9/16〜17の「アイデア発想法研修」のために宮崎に移動する予定でした。
ただ、全国的にコロナ感染者が増えたタイミングで「オンライン研修」に切り変わってしまいました。
今年度は宮崎で「図解手法研修」「アイデア発想法研修」の2回が予定されていました。
企画が予定されたのは昨年の12月なので「猛威のコロナもそろそろ落ち着いて対面でできるかなぁ」なんて甘いことを考えていました。
感染者数は落ち着きつつあり、ワクチンも接種しているとはいえ、「オンライン対応」できる研修(特にビジネス系)は、オンラインで行うのが仕方がない流れですね。
そんなわけで、移動日が空いたので、専門家派遣など先延ばしになっている案件で日程調整できるものを前倒ししていただきました。
迅速な対応をしていただけたおかげで、2件の専門家派遣相談が調整できました。
窓口相談でもそうですが「DX関連のビジネスモデル」「ネット集客のためのSNS」が本当に多くなっています。
「DX関連のビジネスモデル」は「ヒトのビッグデータ」「マッチングエコノミー」「AR/VR/MR」といった王道が増えています。
一方で、DXに向かう「データのデジタル化収集(GoogleForms、GoogleAppSheet、GoogleAppsSpript)」なども多いです。
そして「ネット集客のためのSNS」はGoogleマイビジネス、LINE公式アカウント、Instagram、動画(Youtube、TikTok、Instagram)などです。
それぞれがテーマの「支援ストーリ」が、自分の頭の中で少しずつ組み上がりつつある気がしてきています。
しかし業種・業態によって活用ポイントは異なるので、これは「相談案件」として経験と知識を積み上げるしかないと思います。
業種・業態によって活用ポイントが異なるように、「SNS活用のお手本はこれ」「HP活用のお手本はこれ」ましてや「DX活用のお手本はこれ」なんで唯一絶対の答えはありえないです。
ある業種・業態での成功事例が、ある業種・業態では失敗している例はたくさんあります。
さらには、経営者の性格、組織の状態、ビジネスモデルやIT成熟度、その会社の経営環境によって、全部答えは異なります。
…なので「このやり方でSNSの集客はOK!」などのキャッチコピーは全く信頼できませんね。
ネット黎明期は、確かにネット活用は「魔法の杖」的な要素を秘めていました。
しかし今は「魔法の杖」などという安易な言葉で、何か一つの「ピカピカのやり方」に集約される時代は
しかし今は、価値観やツールの多様性とともに「魔法の杖」などという安易な言葉で、何か一つの「ピカピカのやり方」に集約される時代は終焉を迎えています。
そして、自分自身での理解や考察、試す努力をショートカットしたい人ほど、ITを「なんでもできるチート級の魔法の杖」と思い込んでしまうようです(少し文章がブラック宿澤っぽいですか?)。
「相手がのぞむ姿を具体化し、それに近づく助言をし、相手が納得し行動する」ためのアプローチは、自分にとっての永遠の課題です。
1日が終わって、有松に戻ってきてちょっと呆けています。