午前中は関与先で4月から行っている「情報化推進PJ(IT勉強会)」の役員報告会でした。

経過報告に加えて、情報化推進で感じていることを話させていただきました。

今はDX(デジタル・トランスフォーメーション)の名のもとに、急激なデジタル化への変革が進んでいます。
この変革は世の中の大きな流れになっており、どちらかというとデジタル化に対応するメリットが盛んに情報発信されています。
一方でのデジタル化への対応が遅れるリスクは、さらに深刻になっていると言われています。

デジタル化への対応が遅れることで起きるかもしれないリスクも説明させていただきました。

例えば…
・旧システム運用維持によりシステムの保守コストが増大する。
・情報のやり取りのデジタル化に遅れると、取引先との関係性で機会損失となる可能性がある。
・急ピッチでデジタル化に向けて改訂・整備される法律・規定に対応できなくなってしまう。

また、業務でのデジタル化を考える際には「業務システム」と「コンピュータシステム」の両面から考える必要があります。
「業務システム」とは、業務を行う上でのルールや手順です。
「コンピュータシステム」とは業務システムを便利するためのIT活用です。

この2つの検討を重ねて、初めて業務でのデジタル化は実現していきます。
ただ、この2つのを考える上での優先順位は「業務システム」が先で、次に便利するための「コンピュータシステム」になります。

これは、中産連の診断士養成課程の情報化講義でも、最も熱く語っている自分の中での情報化(業務のデジタル化)で最も大切なことです。

小さな成功体験(時には失敗体験も)を積み重ねて、みんなで業務をよくしていって欲しいです。

午後からは名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。

その前に、名古屋商工会議所の地下2階でお昼ご飯の「サラダラーメン」&「RTOFUBar」です。
お昼を食べているとデザートの「蒟蒻畑レモン味」を頂いちゃいました。
こういうのって嬉しいです!

ブログにIT専門相談のことが書いてないや…。
とても楽しい相談があったのですが、長くなったので、また書きます。