年を取ったせいなのか、人のちょっとした好意に無性に感動することがあります。
特に、好意をさらけ出さない、さりげない好意にとても弱くなっています。

相手は、自分への好意とも思っていないかもしれません。
でも、自分がそれを好意と感じられたならば、十分のような気がしています。

見返りを求めるのではなく、「どうすればお互いが幸せなのか」を素直にさりげなく行動してもらえると感動するのだと思います。

人はひとりでは生きていけないし、結局はひとりでしか生きていけないと思っています。
矛盾しているような表現ですが、自分ひとりの幸せはありえないし、自分の責任は自分でとるしかないということです。

そこには、自分勝手な行為や、他責ばかりを考える思考は入る余地はないと感じます。
自分の行動に責任を持ち、他人のちょっとした好意に感動する…こういう日々を過ごし続けたいものです。