客先での会議中、お客さんが「普通は、どうなのですか?」と聞かれると返答が難しい…という話しがでました。
「自分も同じ」と思いました。

そもそも「普通」という言葉は、状況や制約をある程度は設定したうえで平均的にどうかということです。
普遍的に当てはまる「普通」なんていう状況はあり得ないです。

しかし、逆に自分も「普通はどうなんですか?」って聞いてしまっている場合があります。
特に自分がその領域に疎い時に「普通は?」って聞いてしまう傾向があるようです。

…ということは、「普通は?」って聞いてくる人はその領域の知識が少なくてそう聞かざるを得ないのかもしれません。
きっと、不安なのだと思います。

打合せで「普通は、どうなのですか?」という難しい質問に対しても、懸命に真摯に応えているお客さんの姿を見ました。
その姿を見て「普通は?」って聞かれれても、質問などで相手が考える状況や制約を絞り込んで不安や疑問に応える姿勢が大切だと思いました。

余談ですが、IPAのセキュリティセミナーでウィルスの話を聞いてきました。
横の人が咳を激しくしていて、リアルなウィルスをもらいそうになりました(^^;)