仕事をすると「手応え」というものがあります。
「手応え」とは、今日はなかなか自分としては上手くいった、もしくはなんか調子が悪かったという感情です。

ただ「手応え」とは「自分としては…」という、自分なりの評価です。
本当にお客さんの役にたったかどうかは「別物」です。

自分の評価が悪くてもお客さんにとっては「役にたった」ということはよくあります。
逆に自分では「絶好調!」と思っていても、お客さんにとっては「…?」ということもあります。

仕事はお客さんの役にたって初めて意味があります。
自己満足の世界ではないですね。

先日、愛工大の講義で「アクセス解析」の講義・演習を行いました。
毎年、このテーマはちょっと難しいかな…って思いながらも大切なので講義・演習を行っています。

講義後、学生さんと話していたら「今、サークルのホームページをWixで作っていますが、アクセス解析が必要なのか迷っていました。タイムリーな内容で嬉しかったです」と言ってもらえました。
とても嬉しい一言ですね。

お客さんの心にどう響いたか…という自分だけでははかれないことに大切な要素が含まれている気がします。