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研修の狙いと概要
プログラムの構造設計・開発工程において、プロジェクトチームとして効率的に機能するためのレビュー技法を学習します。
レビューはテストと並んでソフトウェア品質を確保する重要な役割をもっています。しかし、プロジェクトではレビューを行う際に「知識不足」「様々な誤解」「視点のズレ」などから、レビューの効果が十分に出ていない場面を目にします。
様々なレビュー技法の特徴を学び、その後もっともプロセスが明確なインスペクションの流れを知ることで自社に合わせたレビュープロセスを考えていただきます。
レビューを効果的に行うための基本的な知識(レビューの視点、進め方、心得など)を学び、レビューをより効果的で、意味のあるものに変えていきましょう。
よりレビュー効果の高い、上流工程におけるレビューを意識したカリキュラムになっています。
また、組織風土としてレビューを阻害する様々な要因についても考えていきます。
対象者
- 業務でレビューを主催する方、もしくはレビューに参加する方
- レビューなんて時間の無駄と思っている方
- レビューよりもテストだけをしていた方がよいと思っている方 … 一度、ご検討ください。
所要時間の目安
基本は1日(6.0H)コース。但し、2日コースへのカスタマイズも可能です。
また、時間はご要望に合わせて細かく調整することが可能です。
カリキュラム
- (1)効果的なレビュー実施のポイント
- 1)レビューの目的
- 2)レビューとテストは品質向上の両輪
- 3)欠陥の指摘に関する間違いの事例と対策
- 4)レビュー運営に関する間違いの事例と対策
- 5)レビューの効果を上げるスキルの向上
- (2)工程別レビューにおける視点
- 1)要件確定レビュー
- 2)デザインレビュー(設計審査)
- 3)コードレビュー
- 4)テスト計画レビュー
- (3)レビュー技法の種類と場面応じた使い分け
- 1)レビューの種類と概要
- 2)パスアラウンド
- 3)ペアレビュー
- 4)ウォークスルー
- 5)インスペクション
- 6)チームレビュー
- (4)レビュープロセスと効果的な進め方のポイント~インスペクションを例に解説~
- 1)計画
- 2)概要説明
- 3)事前準備
- 4)ミーティング
- 5)修正、フォローアップ
- 【演習】自分達に合ったレビュー技法とは
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