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ポイント:情報が膨大で頭が一杯、大切なことに絞って断言、取捨選択には勇気が必要、相手の状態を明確にするコミュニケーション

教わる相手の頭を一杯にしないための情報の取捨選択


「教わる側」がポイントをつかめなくなってしまう要因の一つに、伝えられる情報が膨大すぎて頭が一杯になってしまうということが考えられます。 伝えられる情報が膨大になる要因として、以下のことが場合が考えられます。

それぞれについて、考えてみたいと思います。

1.教える側 の知識が少ない場合

まずは、教える側の知識が少ない場合です。

表面的な知識しかもっていない人が中途半端に説明すると、かえってわかりにくくなってしまう事を感じます。

教えるうえで、「わかりやすさ」は非常に重要です。 そして「わかりやすさ」は、教える側の膨大な知識があることによってはじめて生まれます。

膨大な知識があるからこそ、大事でない部分を思いきって省いて「これはこうなんだ」と断言することができ、内容の説得力も増していきます。

一方、知識をわずかしかもたない人は、大事な部分に絞り込んだり、「これはこうだ」と断言したりすることがなかなかできません。

そのため、余計な周辺情報まで伝えてしまい、どこが大事なのかわかりにくくなってしまう傾向があります。

2. 教える側の知識が多すぎる場合

私の場合も、よく順調に研修が遅れて行くことがあります。 この場合は、知識が足りないとは思っていませんが、伝えたいことが増えて、取捨選択に苦労した結果だと思います。

必要な事を取捨選択してメリハリをつけて教えるのはとても大切なことだとおもいます。 しかし、この取捨選択には勇気がいります。 なぜなら捨てた情報が相手にとって大切な情報の場合があるからです。

また、ついサービス精神を出してしまい付帯情報まで教えてしまうことがあります。 これは喜んでもらえる場合も多いですが、逆に混乱させる場合もあります。 気を付けたいことです。

3. 教わる側の許容量が見えない場合

教わる側の許容量が見えない場合もあります。 これは、教える側のコミュニケーションの問題かと思います。 説明を終えたとき、教わる側の反応はまちまちです。

例えば、「本当にわかっている場合」「曖昧にわかった気になっている場合」「わかったかどうか分からない場合」「分かってないけど分かっていないと言いにくい場合」といった状態が考えれます。

教えた後の相手の状態を明確にするのも教える側の大切な役割だと思います。 それが明確になれば伝える情報の取捨選択もできるようになると思います。

明確にする際には「自分の理解を要約して応えてもらう」「自分の理解を紙に書き出してもらう」「自分の理解からの結果(成功や失敗)をイメージしてもらう」などの方法が有効だと考えます。 教えた後の相手の状態を明確にすることが大切ですね。

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2014年03月31日 宿澤直正


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