ポイント:SEM(サーチ・エンジン・マーケティング)、SEO対策、キーワード広告、アクセスログ解析、費用対効果の検証
このサイトのトップページに、事務所の簡単な紹介があります。その中に、”SEM提案”という文字があります。しかし、サイトの中には全く、その説明がありません。先日、ある人に、「ホームページ見たけど、”SEM”って何?」と聞かれました。結構、細かいところまで見てくれているんだ、と感動するとともに、その説明がサイト内にないことに赤面しました。簡単ですが、SEMについてふれてみたいと思います。
SEMとは、「検索エンジンから自分のサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法」と定義されます。従来では、検索エンジンの検索結果ページの上位に表示されるSEO対策が重視されていました。もちろんSEO対策は、今でも重要なSEMの一つの手段です。ただ、SEMはSEO対策だけを指すものではありません。もっと大きな概念です。例えば、キーワード広告は今注目されているSEMのひとつの手法です。他にも、「どの検索エンジンに登録するか」「検索結果のページに表示されるコメント文をいかに魅力的にするか」などもSEMの一つといえると思います。
いろいろな手法が紹介される中、一つ一つを考えるより、検索エンジンから人を呼び込む方法を戦略的に行うほうが効率がよいので、SEMという考えが言われるようになりました。ただ、現状では、SEO対策+キーワード広告がSEMの主流のようです。今後はもっと新しい方法が考え出されると思います。また、自分でも考えていきたいと思っています。
現状のSEMの主流である流れを私の考えなりに示してみました。
つまり、結論として現状のSEMは「SEO対策」は、「アクセスログ解析」で、「キーワード広告」は、「費用対効果の検証」で、トライ&エラーを繰り返し、じっくり訪問客を増やしていく、ということになると考えています。
「キーワード広告」に関しては、Yahoo!Japanでの「スポンサードサーチ」、Googleの「アドワーズ広告」など、目にすることは多いと思いますが、何やら得体のしれないものに見える人もいると思います。次回は、その仕組みについては簡単に書かせて頂こうと思います。
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2005年6月6日 宿澤直正 記
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