ポイント:事務所サイト、事務所ブログ、事務所Facebook、新しいお客さん、リピータ、メディアの使い分け
同友会支部役員会では毎回様々な問いかけが予定されています。 先日の支部役員会は私が日にちを間違えて参加出来ないという失態をおかしました。
ただ、予定されていた「社内・社外への広報はどうされていますか」という問いかけには、自分なりに考えてみたので書いてみたいと思います。
私のように一人で仕事を行っている個人事務所の場合、社内への広報というものはありません。 よって、私への問いかけは「社外への広報、つまり情報発信」ということになります。 私の場合は2つのメディアで情報発信を行っています。 一つは自分の事務所サイト、もう一つは事務所ブログ(ほぼ同じ役割でFacebook)です。
どちらもインターネットですが、それぞれ情報を受け取る人たちに特徴があるので、別のメディアとして発信する情報も変えています。
まず、事務所サイトから発信した情報を受け取る人は、業務テーマ(Webマーケティング、モバイルデバイスやレビュー、図解、時間管理)に関心がある人たちです。 つまり、その人が必要としているテーマかどうかで、情報を取捨選択しています。
それは、事務所サイトに来る人の約8割が検索エンジンという事実からわかります。 その人達が必要とするテーマに沿ったキーワードで事務所サイトを見つけて訪問してくれているのです。
また、どんなキーワードで来ているのかはアクセス解析で分かるので、そのキーワード(すなわちニーズ)にあったテーマで情報発信を継続しています。 情報発信は時事コラムで発信しています。
するとニーズに合った情報発信を続けることで、ニーズに合った情報(時事コラム)の量が増えることになります。
一定の情報量を超えると、その時事コラムのテーマに関しての問い合わせが入るようになります。 その結果、新しいお客さんにつながることができています。
一方、事務所ブログに関しては、自分の業務テーマというよりは、自分の考えや行動に関心のある人が情報を受け取ってくれています。 事務所ブログが日記ブログであることもあり、Facebookもほぼイコールの状況です。 ただ、Facebookは事務所ブログよりも更に濃く(顔の見える形で)つながっています。
当然ですが、自分の業務内容の記事を書くよりも、自分のありのままを発信した方が反応が良いと感じます。 これもアクセス解析でわかりますが、事務所ブログやFacebookを入り口に連絡をくれる人は、リピータの方が多いです。
また、Facebookの場合はリピータの方と私のやり取りを見て連絡を頂ける、新しいお客さんもみえます。
新規、およびリピータのお客さんに対する情報発信を、それぞれ必要とされる情報、メディアを使い分けながら行っているという感じです。 でも、まだ大いなる試行錯誤の途中という感じです。
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2014年02月03日 宿澤直正 記
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