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ポイント:レビュー技法のメリットと問題点、レビュー技法の種類、パスアラウンド、ペアレビュー、ウォークスルー、レビューイ、レビューア

レビュー技法のメリット・問題点(前編)


レビュー技法には様々な方法があります。 そこで、代表的なレビュー技法に関してのメリット・問題点を整理しようと思います。 前編ではパスアラウンド、ペアレビュー、ウォークスルーについて、後編ではインスペクションについて書くことにします。

なお、以下の説明で、「レビューア」という言葉が出てきますが、これはレビューで成果物を指摘をする側の人です。一方、「レビューイ」は、成果物を作成して指摘をしてもらう側の人をいいます。

パスアラウンド

作業成果物のコピーを何人かに配布し、複数のフィードバックを照合します。最大の特徴としてはミーティングは実施しません。

メリット

問題点

問題点の回避策として、グループウェアなどに成果物と正式なコメント記載フォーマットを置き、コメントを記載してもらう方法をとると、他のレビューアが書き込んだコメントを見ることができるため、問題点が低減できます。

ペアレビュー

レビューイ以外のただ1人が、レビューアとして成果物をレビューします。主に低リスクの作業成果物である場合などは、この方法が適切です。特にベテランが若手の成果物をチェックする機会として活用されることがあります。

メリット

問題点

問題点の回避策として、チェックリストの活用や指摘事項から弱点分析を行う方法、統計的手法の活用などにより、レビューアの技量や得意領域の違いなどで生じる問題点が低減することができます。

ウォークスルー

レビューイが成果物をプロジェクトの同僚たちに説明し、コメントを求めます。その際、レビューイが司会、説明などの役割を行い、レビュー部分の目的、構造、実装について理解を共有し、意見を一致させていきます。

メリット

問題点

終了基準や判断のための指標を明確にし、管理された状態にすることで、問題点を低減することができます。

次回は、レビューの中でも最もプロセスが明確に定義されている「インスペクション」について書いてみます。

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2013年09月17日 宿澤直正


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