2007年1月 6日

「心が疲れたときありませんか?」移転の意味

 これまでBiglobeで運営してきた「心が疲れたときありませんか?」を自分のサイト内に移転をしました。これには当然ですが意味があります。

 これまでは、事務所の仕事はIT活用に関してのコンサルが中心でしたが、昨年の途中ぐらいから顧問先などでもモチベーションアップ、組織力強化、ヒューマンスキルといったテーマが増えてきました。もともとは情報共有がらみの仕事でしたが「情報共有の仕組みを導入しても、リアルなコミュニケーションが不十分な組織だと効果がでない」事に気付いたことが発端です。

 モチベーションアップ、組織力強化、ヒューマンスキルといったテーマに取り組んでいるとメンタルヘルスの話題が関連してきます。ここで自分のしたかった「IT活用コンサル」と「メンタルヘルス」の2つのテーマが結びついてきました。考えてみれば自分はIT業界にいて「うつ病」になったのだから、関連があるのは当たり前ですよね。

 IT業界だけではありませんが、今時代はとても変化が激しいです。変化の激しさが、様々な不安を招いています。今週の事務所のコラムに書く予定ですが、今、時代は「みんなが自分で考え、自分で判断して、自分で行動する」時代になっていると感じます。これが大きな時代の変化だと思います。決まったやり方がない、これまでの事例が使えないことで、自分で道を創り、それを進んでいかなければならないです。それは大変な事です。当然、失敗も付きまといます。これが、今のストレス社会の大きな原因だと思います。

 このようなストレス社会の弊害が「心の病気」です。身体的な病気では「早期発見」「早期治療」が大切です。これは「心の病気」も同じです。しかし、身体的な病気は全てではないにしても、定期健診や人間ドックで発見する事ができます。しかし、心の病気にはそういうものはありません。

 最近では企業にカウンセラーを設置している例も増えてきましたが、整備が網羅的に進んでいるとはいえません。カウンセラーを組織において社員の心を恒常的にケアするには、当然コストがかかります。企業からすれば「そんな余裕はないよ」という声が聞こえてきそうです。しかし、カウンセラーをおくだけのコストがかかっても、社員の心の元気が保てれば、それが会社の為になります。社員が心の健康を崩した場合、会社にとって様々なリスクが考えられます。カウンセラーをおくことは会社経営におけるリスクへの対処の一つだといえるのです。

 そのリスクへの対処が「会社のため」にも「社員のため」にもなるのです。もちろんカウンセラーをおくことだけで、社員の心のケアに万全というわけにはいきません。大切なのは「現場」です。現場での「心の病の兆候を見つける」ことが最も大切な事です。しかし、ここが一番難しいところでもあります。私も自分自身で「うつ病」を経験しました。このような「心の病気」が少しでも減るよう、私も、いろいろ勉強していきたいと思います。

 今後も「心が疲れたときありませんか?」では、自分の想いを中心に書いていきます。重複する場合もあるかもしれませんが、事務所コラムにもメンタルヘルスをテーマに企業視点で書いていく事があると思います。

 よろしければ、今後とも「心が疲れたときありませんか?」をよろしくお願いいたします。