2007年6月25日

養成講座での気付き(6月24日)


 産業カウンセラーの養成講座に参加しました。今日はパーソナリティ理論の講義です。今回も非常に興味ある内容でした。特に発達心理学の話は面白かったです。

 発達心理学とは、人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の一分野で、かつては、子どもが大人になるまでの過程が発達であると考えられていたのですが、現在では老年期までも含め、人は生涯を通して変化・成長を続けるものと捉えられるようになったとの事でした。

 産業カウンセラーでは、青年期以降の老年期までを詳しく学びますが、人の発達段階で心的、社会的、身体的な発達とそのための条件、また発達を阻害する要因や発達障害などが多種多様に変わることに驚きました。

 私などは、青年期に経験すべきことが足りなくて、今いろいろ悩んでいるのか、それとも中年期に入りかけて正常な阻害要因にぶつかっているのかよくわかりませんでした。ただ、発達段階で辛いことも含めて経験することが成長につながる話を聴くと、「うつ病」で苦しんでいて、今とりあえずは復活できていることは、とても良い経験をしたのではないかと再認識しました。

2007年6月17日

養成講座での気付き(6月17日)

 政府は15日午前の閣議で、2007年版「障害者白書」を決定した。精神障害を持つ人の数は05年に約303万人となり、02年から約45万人増え、初めて300万人を超えたことがわかった。

 精神障害を持つ人のうち、在宅(通院)は02年から44万人も増えて約268万人に、施設入所は1万人増えて約35万人になった。白書をまとめた内閣府は、「現代社会のストレスの増加や、心療内科の増加などで医療機関を受診しやすくなったからではないか」と見ている。(読売新聞)

 ・・・という記事が載っていました。産業カウンセラーのような役割を担うヒトの存在は大変重要になってくると思います。

 産業カウンセラー養成講座に行ってきました。今日から新グループで少し緊張しましたが、またよい人たちで安心しました。

 今日の気付きです。

  • カウンセラーとクライエントのやり取りで温度差をなくすこと
  • 言葉以外のゼスチャーや目線、口調の強弱もよみとる必要がある。
  • 感情には感情への応答で返すとよいと思った。
  • 共感とは口先だけでなく、まるで自分が部分的に体験しているかのように感じること
  • カウンセラーがクライエントに気付きの瞬間の質問や応答はとても価値のあるものだ(キラーパス)

等・・・