2005年2月 8日

「道は開ける」より (D.カーネギー著)

この本も、自分発見の原点となった本です。いまでも、繰り返し読んでいます。

【以下、自分を助けた言葉】

この世の悩みの大半は判断の根拠が十分でないのに、あえて判断しようとするからである。

悩みにつきものの最大の欠陥は、私たちの集中力を奪うことである。

悩みは人間が活動しているときではなく、一日の仕事が終わったときに人間に取りつき害をなす事が多い。その時はやたら妄想がほとばしり、あらゆる種類の馬鹿げた可能性を拡大してしまう。

「起こりうる最悪の事態は何か」自問し、やむを得ない場合はそれを受け入れる覚悟をし、それを少しでも好転できるよう努力する。

問題をある限度以上に考え続けると混乱や不安が生じやすい。

忙しい状態に身を置くことで、不安をぬぐい去る事ができる。人は1度に1つの事しか考えられないからだ。

私たちは忘れてもかまわない小さな事柄の為に、自分自身をだいなしにする。

自分の悩みが正当なものか判断し、いつまでもクヨクヨしている態度を改めれば、悩みの9割は解消できるであろう。

賢い人達は座ったまま、損失を嘆いたりしない。勇気をもってその損失を償う方法を探すのだ。

人は自分の心で考える通りの人間になる。ある事柄に対して、自分の考え方次第で幸福にも不幸にもなる。

人が事柄や他人に対しての考え方を変えると、自分に対する事柄や他人の態度が変わってくる。

「自分は一体何を悩んでいるのだろう?」と自問すると、とるに足らない悩みである事に気付く。

自分に備わっているものを考慮せず、足りないものばかりを考えるのは不幸だ。

人は他人の事など気にかけない。また他人の評判などには無関心である。

自分の犯した愚行は記録をしておく。

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