2005年9月 6日
モヤモヤしたら落書きを描く
私は、このブログで自分の経験や考えを書いている。それは、だれか一人でも自分の考えに共感してくれて、何かの参考になればいいと思っているからである。でももう一つ重要な理由がある。それは自分自身をさらけ出す事によって、自分自身を律しているのである。私は文章や落書きを書くことによって、自分の中のモヤモヤがほどけてくる事がある。するとモヤモヤははっきりと形を現し、自分が今何をしなければいけないのかみせてくれる。
モヤモヤしている場合は、文章もしくは落書きを描くといい。私はスケッチブックがあり、落書きを描く。それは絵ではない。自分を苦しめる事、自分を応援してくれる事、自分を悩ます事、自分を発奮させてくれる事などを「くちゃくちゃ」にスケッチブックに書く。そしてその中心に自分を描く。そのあとで、自分を取り囲む様々な事で関係の深い事を線で結ぶ。するとあることがわかる。よい事でも、悪い事でもやたらと線が集まっている項目がある。一方では、自分では重大事項だと思っていたにもかかわらず、他の出来事と全く絡んでいない項目ある。他と全く絡んでいない項目を解決するのは単純極まりない。
しかし、いろいろなよい線、悪い線が絡まっている項目は人生の重大事項である。でも落書きを描くことにより、なんとなく打開策が見えてくるものである。私も、グチャグチャになったら落書きを描く。文章よりはイメージに訴える落書きを描く。そして自分で解決できないときは信頼できる人にその落書きを見せる。
落書きというのは、1つの大きなメリットがある。イメージでわかりやすく人に見せる事もそうだが、自分がどのような経路でその思考にいたったかが他人に伝わる。一方完成された文章は一見問題はないようみえても文章の捉え方で思わぬ落とし穴に落ちるときがある。落書きは比較的そういうことが少ない。また、落書きが描けるということは、自分の状況がよくわかっているということである。
まとめると落書きには2つのメリットがある。それは、自分の理解を深める事と、他人に気持ちを伝えやすい事である。
- by yado
- at 20:33
comments
やど様 こんばんわ
いつも“共感”というよりも、私のために書いてくださっているのではないかと思うぐらいタイムリーなテーマで食い入るように読ませていただいております。
昨日、仕事のサポートセンターに行き、いままでの経験、もちろん病気のことも話しました。
「年齢的にいえば管理職的な仕事になるが、やれそうだと思うところから入っていったらどうか。相撲は、8勝しないと勝ち越さないが、仕事を見つけるのは1 勝14敗でいいんです。」とのアドバイスを受け、まわりの環境を書き出し、自分でやっていくプランにも手をつけようとしていたところです。
昨日の「やりたいことをしがらみなしで・・・」のタイトルを見ただけで え!と思い、今日の「落書き」も気持が楽になりました。ちゃんと言おう、ちゃんと書こうとすると煮詰まってしまい、なにも伝えられなくなってしまいます。
a-nother様
「仕事を見つけるのは1勝14敗でいいんです。」というのはとてもいいアドバイスですね。さらに言えば次の場所も、その次の場所もあるので、あせらず、気長に、みつけれるといいですね。
a-nother様や他のコメントを下さっている方が、このブログに共感してくださるのは、真面目に生きる事を考え、きっと私と同じような悩みを持っているからだと思います。
また、ブログのほうに訪問してください。みなさんからのコメントで私も悩みが解消されています。ありがとうございます。