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2005年11月14日

ITSSの活用を考え中

 名古屋ソフトウェアセンターで作業した。ITSSに関しての調査を引き続きしていたが、「ITSSとはなんぞや」とは、まとめられるのだが、「それでは、それをどう活用できるのか」という本当に議論しなければいけない話になると、行き詰ってしまう。ITSSは「スキルのものさしとして」また「スキルの辞書として」使うという話もよく出てくるが、これはITSSを道具として捉えている。ITSS自体は道具なのかもしれないが、それを活用して経営、特にIT人材育成に活用しない事には、せっかくのITSSがもったいないと思う。

 最近、勉強しても、勉強しても、自分が必要とする知識習得が追いついていかないと感じる。実務はこなしているので実務能力はついてきているはずである。これでついてきているのは、実務能力を深く掘り下げるための知識といえると思う。しかし、実務能力の幅を広げるための知識は、意図的に勉強しないとついてこない。

 これは、実務で習得する知識と研修で習得する知識の関係に近いのかもしれない。ITSSの活用を考える上で、ひとつのヒントになるかもしれないと思っている。

(記述:25:30)