2017年1月28日
自戒をこめて「相手と分かり合う」って?
自戒をこめて「相手と分かり合う」って?
「相手と分かり合うって難しい」...なんてことを知らない間に自分も考えていたので、ブログを通じて自分に対して言い聞かせてみました^^
コンサルの過程で「なかなか分かり合えないんです」って相談されることがあります。
その分かり合えない相手は、社員だったり、仲間だったり、メンバーだったり、様々です。
自分もそうですが、「分かり合えない」ことの嘆きをずっと悔しそうに、また寂しそうに語ったりしていることがあります。
ただ、こういう相談を突き詰めたり、自分自身に問いかけていくと「分かり合えない」のではなく「分かってもらえないという嘆き」の場合があるようです。
分かり合うということは「相手を知る」ことから始まるはずです。
しかし嘆いている人達の中には「自分を知ってもらう」ことから始めていることがよくあるようです。
さらに聞いていくと「自分の都合や考え方を押しつけている」場合が多いようです。
「分かり合う」というのは、相手の話を聞いて理解しようと努めるところから始まると思います。
相手の話を聞いて、自分から相手を少しでも知ることが「分かり合う」きっかけになります。
分かり合うのは「自分を50知ってもらい、相手を50知る」という半々ではないと思います。
「 相手を80知ってから、 自分を20知ってもらえたらラッキー」という意識が、「分かり合う」ということにつながるのだと感じます。
相手は自分ではないのだから、100%分かりあるなんてことはまずありません。
それでも、相手の話をしっかり聴いて、ほんの少しでも分かり合えたら嬉しいですね。
- by yado
- at 23:53