2007年12月27日
「そこそこ上手くできている」は退化の始まり
■「そこそこ上手くできている」は退化の始まり
今年、最大の気付きは「士業事務所には経営指針がない」ということかもしれません。
同友会でエイベックスの加藤社長にヒントを頂いて気付いたのですが、それから自分の経営指針を作ろうと、努力を始めました。
でも、いまだ殆ど出来ていません。
幸いな事に、お客様の数は順調に増え、売上も伸びています。
こんな状況で「そこそこ上手くできている」という気持ちが経営指針作りを遅らせているのだと思います。
「そこそこ上手くできている」のはお客様が偶然私を選んでくださっているのであって、自分の営業戦略の結果ではありません。
経営指針がないのですから営業戦略がたつわけもありません。
「そこそこ上手くできている」と思える状況は「退化の始まり」とよく言われます。
私も、「退化」を始めているのかもしれません。
この「退化」の現象は突然現れると思います。
そんな、今だからこそ、自分の「経営指針」を作らないと・・・
年が暮れていきます。
今年は色々な意味で本当に良い年でした。
だから、来年に向けて気を引き締めたいです。
- by yado
- at 23:21
comments
そこそこ上手くいっているからではありません。
士業は、本質的に家業です。事業継承という大事な問題を、根底にもっていません。
経営理念をつくる最終目的は、想いの継承です。
その点を、どうクリアするのか?経営理念を作り実践をしてみると、いたいほどわかりますよ。
「想いの継承」・・・ 、なるほど勉強になります。
たしかに士業はそのヒトの「生き方」「想い」そのものと感じます。
少しでも、その「想い」が外部にも波及ができるように、難しいと思いますが、経営理念を作り実践してみます。
本当にいろいろな方に、いろいろと気付かせていただいた1年です。
ご指導ありがとうございました。