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2008年1月 5日

ヒトの話を聴く

■ヒトの話を聴く

「ヒトの話を聴く」ということは、簡単そうに見えてとても難しいと思います。

私のお客さんで、ちゃんと話が聴けると思っていたお客さんがいます。
今日はその方への創業のコンサルの日でした。

その方が「私はちゃんとヒトの話が聴けているかわからない」とおっしゃいました。
少し、驚いたのですが色々話を聴いてみるとその方の考えを理解する事が出来ました。

「ちゃんとヒトの話が聴けているかわからない」とおっしゃる方は「ヒトの話を聴くという意味」を理解している事が多いです。
今日のお客さんもそうです。
「ヒトの話を聴くという意味」つまりその「難しさ」を知っているために悩むのだと思います。

「ヒトの話を聴く」ということに疑問を持たず「自分はそんなことは当然できている」と考える人にも多く出会ってきました。
実は「産業カウンセラー養成講座」に参加する前の私もそうでした。

「産業カウンセラー養成講座」では「聴く」ということを訓練します。
まだ、全然「聴けていない」私ですが、その難しさに気付いただけでも昨年より進歩していると思います。

今日のお客さんも「産業カウンセラー養成講座」では「聴く」ということを訓練するとおっしゃっていました。

「人間の口はひとつ、耳はふたつある。その理由は人に話す量の2倍の量は聴く必要があるから・・・」
・・・は、これは、今年の私の年賀状にも書いた言葉です。