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2008年5月11日

ヒトの命の重みと想い

■ヒトの命の重みと想い

午前中は5/17の演習問題の資料を修正し、午後からは6月に行う予定の商工会議所の講習会資料を作っていました。

ちょっと疲れたなぁ、と思いテレビをつけると「余命1ヶ月の花嫁」が放送されていました。
今、創業支援をしている方から、本は薦められていたのですが、なかなか読む時間がとれていなかったので観させていただきました。

途中から涙が止まらず、パオパオが心配そうにこちらを見ていました。
物語は理論的説明と異なり、自分と重なる物語を頭の中で描く事ができ、より大きな感動と気付きを与えてくれます。

この物語(ドキュメンタリー)を見て、余命一ヶ月の花嫁はもちろんですが、周囲の人の優しさと強さに感動しました。

私が父を亡くしてもう7年たちますが、当事の私は「うつ病」で毎日のように柱に額を打ちつけて割って血だらけになっていました。
病室に父を見舞いに行くと、父は自分のことより私のことを心配していました。

父の最期の言葉は「額の傷だいぶよくなったな」でした。
父が危篤状態になってから、額を割ることだけは止めようと思っていたので、傷も大分よくなっている状態だったのです。

ヒトの死は、ましてや肉親の死は大きな衝撃です。
その父の最期の瞬間にうつ病で心配をかけ、そのまま父との時間がとまってることは、一生後悔して過ごしていくことになるとおもいます。

でも、それだから今自分に素直な方法で、頑張れるのだと思います。
独立してから、なんとか試行錯誤しながらもやっていけているのは父のおかげだと思います。

ちょっと重い話を書いてしまい、申しわけありません。