2010年10月12日
「ソフトウェア見積もり」のもつ意味
「見積もり」という言葉を連想したとき、私は「受注するために提示する金額」を考えてしまいます。
ところが、今回の調査における「ソフトウェア見積もり」は「適正な計画立案し、それを実行するためにかかるコスト」です。
「見積もり」という言葉一つとってもいろいろな認識があると思いました。
そして、いきなり「受注するために提示する金額」ではなく「適正な計画立案し、それを実行するためにかかるコスト」を算出する大切さも理解できました。
ソフトウェア業でいう「適正な計画立案し、それを実行するためにかかるコスト」は。製造業では「製造原価」です。
適正な「製造原価」がわからないと、普通、見積もりはできません。
それで、「戦略的な視点」という理由をつけて、「受注できる金額」を提示してしまう例が多くみられます。
そのような場合、多くは利益が出ていないのです。
そう意味で、ソフトウェア業でも「適正な計画立案し、それを実行するためにかかるコスト」を算出するのは大きな意味があります。
リスク要因でその数値がどれだけブレル可能性があるかまで、考えれると発注者、受注者がともによい状態で仕事ができると思います。
- by yado
- at 23:13