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2011年6月 9日

「コスト」と「プライス」は別に考える。

見積りを考えるとき大切なことが4つあると思います。

・表現は相手に理解できる言葉を使う
・見積もり根拠(数字の意味)を明示する
・複数件の提示にはメリット・デメリットの比較表を添える
・必要コストと提示額は異なることを知る

どれも当たり前のことですが「必要コストと提示額は異なることを知る」は重要と思います。
いわば、「コスト」と「プライス」の関係です。

プロジェクトで「コスト」の算出ができていなければ管理はできないので、必須の項目です。
しかし、「コスト」+「利益」という単純な図式で見積もりを提示してよい場合とよくない場合があります。

「プライス」は営業戦略です。
目的をもって提示価格を変動させます。

この「コスト」と「プライス」を同時に考えると、見積もり根拠の説明が苦しくなってきます。

まずは「コスト」。そして次に「プライス」を考えるといった順番かと思います。