2012年2月 9日
困ったら自分の感覚に問いかけてみる
コンサルタントという職業柄、情報の出所や数字の根拠に、どうしてもこだわってしまうのですが、本来、あまり細かい作業は得意ではありません。
仕事(だけではないですが...)で、判断に困ったとき、意思決定をするための情報やデータを探してしまいます。
ただ、それらを探しているうちに大切な「機」を失ってしまうこともあります。
世の中には、不確定、曖昧、予測不能なものがたくさんあります。
それらを排除するための情報、データをすべて集めるなんてことは到底不可能です。
それに、収集に時間をかけているうちに、古くなって使えなくなる情報、データはたくさんあります。
情報やデータを集めているうちに大切な「機」を逃してしまうなら、今まで集めた情報、データを眺めて、自分の感覚に問いかけてみることも大切だと思います。
これまでに積み上げてきた経験は鋭い感覚となり、意外と時間をかけて検討した結果と同じものを提示してくれるかもしれません。
...とは言っても、いつも感覚に頼るのは、やっぱり危険だと思います。
- by yado
- at 23:21