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2012年4月 5日

背伸びするよりちょっとしゃがんでるのがいい

最近、特にそういう人に出会ったわけではなりませんが、時々感じていることを書きます。

自分を大きく見せようというと背伸びをするのは、ある意味で自然の法則にのっとっているのかもしれません。
自分を大きく見せる魚や鳥、大きな叫び声で他を威嚇する動物...、いろいろいますね。

人間の世界でも、自分を良く見せることは大切なことだと思います。
人と人が出会った時、悪い第一印象をもたれてしまうと、それはなかなか覆すことができません。

ただ第一印象を良くしようと身だしなみを整えるのと、自分を実際よりも大きく見せるために虚勢をはるのはかなり違うと思います。

第一、自分を自分より大きく見せようと虚勢をはりつづけるのは疲れてしまいます。
今の自分より大きくなる目標を設定して、それに向かうことは尊いことです。
ただ、見た目の虚勢だけで、周囲の評価をごまかし続けるのは限度があります。

それに化けの皮がはがれた時に相手に与える落胆は大きなものがあり、化けの皮をはがされまいと取り繕うだけの日々は空しいものがあります。

それよりも、ちょっと肩や膝の力を抜いて、ちょっとしゃがんでいる位の方が自分の力を目いっぱい出せる気がします。
自分の力をちゃんと出すためにリラックスをし、相手の期待以上の仕事をやってのける...こんな仕事の仕方がしたいですね。