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2012年7月 1日

「ありのままの自分でいたい」という気持ち

少し、思うところがあったので、書かさせていただきます。
よく「ありのままの自分でいたい」という人がいます。
「ありのままの自分でいたい」というのは、人にとって当たり前の事なのだと思います。

「ありのままの自分」の自分を見つけるために「自分を知る」ことは、よい事だと思います。

自分自身の考えと行動を一致させることが悩みを減らすことだと思うからです。
自分自身の考えと行動を一致させるには、少なくとも「自分の考え」を持つか、知っておく必要がありますよね。

ただ「ありのままの自分」でない現状を嘆いているのはもったいないと思います。
本当はこう思っているのに、口に出せない...。
本当はこうしたいのに、意に反する行動をとってしまった...。
...だから自分はダメなんだ。

全然、ダメじゃないです。
人は社会と関わって生きています。
その社会では人と関わって生きていきます。
一人だけが「ありのままの自分」を主張したら、社会では生きていけません。

人は成長していきます。
その成長の過程で、社会との関わりを築いていきます。
社会との関わりの中で、「秩序」や「制約」といったものを学んでいきます。
独りよがりの「ありのままの自分でいたい」の先には理想郷なんてないと思います。

その一方で、「仲間のありがたみ」や「自分の存在意義」に気付いていくのです。
この気付きの上で「ありのままの自分を見つける」の大賛成です。
自分も、この気付きの上で「ありのままの自分」を見つけて行きたいと思います。