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2012年8月12日

相手を「ほどほど」に理解できるとよいですね

人を理解しようとするときに「その人の価値観を知る」っていうことは大切なことです。
その人の価値観を知っているから、その人と円滑なコミュニケーションが取れるのです。
...こんなことを、私もよくセミナーや講演で言っています。

でも、相手を理解するということは「ほどほど」で十分です。
相手を100%理解するなんてことは出来るわけがありません。

そもそも、自分のことだって分からないことだらけですものね。

ただ、「ほどほどに相手を理解する」「ほどほどに相手の価値観にふれる」ということは大切だと思います。

世の中には、いろんな人がいます。
どれだけ、会話を交わしても分かり合えない人がいるのも事実です。

ただ、そういう人を自分から排除するのか、それとも、そういう人のほんの一部でも知ろうと努力するかは大きな違いです。
だから、ほんの少し、つまり「ほどほど」でいいので、相手と会話し、相手を理解できるといいですね。
その、気持ちは必ず相手に伝わると信じたいです。

一方で時々「自分は誰にも理解されない」「自分のことをもっと知って欲しい」と言う人たちがいます。
その人たちは、逆に、相手のことを「ほどほど」でよいので理解しようと努力をしているでしょうか?

「自分は誰にも理解されない」「自分のことをもっと知って欲しい」と言う人に限って、相手を「ほどほど」に、理解しようという努力を怠っているような気がします。

...そんな、気が時々するのです。