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2012年11月 1日

自分の不幸を嘆く人の周りに人は集まらない

「自分の不幸を嘆く人の周りに人は集まらない」この言葉は、少し前に事業でいろいろなことがうまくいかず、「あー、俺ってダメだなぁ」ってぼやいていたときに言われた言葉の一つです。
今の「宿澤君にはダメなことが3つある」と、先輩経営者に言われました。

一つ目が「漠然と、何かダメだと思っている。ダメなことを深堀しなきゃ、真の原因はわからないよ。」です。
私は何か壁にぶつかると、通常は「紙」に書いて問題を深堀していきます。
ただ、いろんな問題が重なると、それをする気力が萎えてしまうことがあるのも事実です。
その萎えた気持ちを元気にしてくれるのは、仲間の言葉であることが多いです。
その元気で、問題を深堀すれば、何らかの形で必ず問題は好転していきます。

二つ目が「動く前に怯えて受けないでいる。動いてから考えることも大切だよ。」です。
心が萎えてしまっているときは、動くこと自体が怖いです。
ただ、自分で考えているだけは、事態は動きません。
自分が動くと、何かが動きます。
それは、マイナスの方向に動くこともありますが、結果的に、全く動かない停滞状態よりはよいと感じることが多いです。

三つ目が「自分の不幸を嘆く人の周りに人は集まらないよ。宿澤君を助けるのは人。その人たちが遠ざかっちゃ事業なんて成功しないよ」です。
この言葉が特に印象に残りました。
以前、同友会の例会で「マイナスの言葉を言うと、マイナスの状態になる。言葉には言霊がある」と教えられたことがあり、その言葉を思い出しました。

やはり、前向きに頑張っているときは、仲間が支えてくれます。
マイナスな言葉でネガティブになっていると、仲間も近寄りたくないと思います。
自分を支えてくれる大切な仲間を自分から遠ざけるような言動はしてはいないということなのですね。
さもないと、負のスパイラルに落ち込んでいきます。

この三つを言ってくれた先輩経営にはいつも感謝してます。
先輩経営は最後にこう言いました。
「宿澤君を助けてくれる人たちがいる間は、決してダメじゃないよ。」
この言葉は、「あー、俺ってダメだなぁ」って思ったときに、浮かんでくる言葉の一つです。