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2012年11月27日

自分を出した方が組織に貢献できる...と思う

よく言われるように「自分らしく生きる」ということが大切なのはわかりますが、世の中はそんな単純ではないですよね。
特にビジネスの世界では、「自分のエゴ」ばかりを言っていたら、お客さんを失いますし、信頼もなくします。

しかし、自分の自分の本音を出せないときは、エネルギーを失っていく気がしてなりません。

誰でもそうだと思いますが、ビジネスの世界(それ以外もですが...)では、いろんな立場を演じることになります。
立場が、その人の発言や思考に影響を与えることは少なくありません。

そんないろんな立場の中で、自分を押し殺さないといけない立場も当然あると思います。
もちろん「事なかれ主義」で発言とかを控えるのではありません。
自分の意見が、組織の方向性と合っていない場合、さらにはその発言によってマイナスの影響を与える場合は、自分を押し殺さざるをえない場合もあると考えてきました。
しかし、「自分を押し殺すこと」や「自分の本音を出せないこと」は自分の勝手な判断であることが多いです。

「自分を押し殺し」たり、「自分の本音を出せない」場合が、自分の中ではモヤモヤとした気持ちになり、それが後悔や悩み、反省という形で心を蝕んでいきます。
その結果、「元気(エネルギー)」を失い、組織にかえって迷惑をかける場合があります。

「元気(エネルギー)」を失っているときの自分は、なんにせよ組織には貢献できない状態になってしまいます。
むしろ、マイナスになるかもしれませんが、「自分を押し殺し」たり、「自分の本音を出さない」といったことはやめて、自分をキチンと出した方が、長い目で見ると組織に貢献できると感じます。

自分を出すことが、「自分のエゴ」なのか「組織を想っての反対意見」なのかを、意識しないといけないと思いました。