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2013年5月21日

「待てる人」は本当にすごいですね

仲間やメンバーが成果を出すのをじっと待てる人は本当に尊敬します。
一見、「待てる人」って、放任的でタイムリーに適切な手を打っていないように見えてしまうことがあります。
でも、「待てる人」は、相手の事を心底信頼し、その結果を平然と待っているのです。

「俺は待つのが嫌いだ!」「俺はどんどんせめていく!」こういうリーダーがよい組織もあると思います。
でも、こういうリーダーって自分の中でモヤモヤするのが嫌で、どちらかというと自分の都合のように感じます。

成熟した組織であれば「相手の事を信頼し、結果をじっと待つ」リーダーが合っていると思います。
これまで出会った「待てる人」は、一概に能力も高いと感じます。
ギリギリまで見届けて、いざとなったら自分で尻拭いをする能力と覚悟があるように感じます。
そういう意味で「待てる人」って、実は本当にすごい人なんだと思います。

自分もどちらかというと「待てない人」です。
私の場合も、何で待てないかというと、やっぱり自分の都合で待てないのです。
待ちの場合は、結果が不安になる・・・、悪い想像をしてしまう・・・、前になかなか進めない・・・など。

誰だって、一刻も早く自分のすべきことをハッキリさせて、スッキリしたいものです。
私もそうで、自分がなかなか成長できない部分でもあります。
これまで何回も挫折していますが、少しでも「待てる人」になれるよう努力したいです。

先日、様々な出来事に対して悠然と「待てる」経営者に出会いました。
その時「不安はないのですか?」と聴いてみたら、「実は不安だらけなんだ」と応えてくれました。
本当にすごい人だと、尊敬しました。

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